介護系の職場ではフルで働ける人材の需要が高いことから、正社員になりたいと考えて転職する人には人気があります。しかし、適切な方法を選ばないと苦労しがちなのは事実であり、これから紹介する3つの方法から自分の状況に応じて選ぶのが賢明です。
介護系の職場や医療、福祉に関係する職場などで働いていた経験がある方は、介護現場で即戦力になる能力を持っていると判断されるので、面接で経験があることをアピールすれば採用に有利になります。介護施設では、経験者は優遇されるので、長期的に働いてくれる職員を求めている施設ならチャンスを掴みやすいでしょう。
しかし、未経験で正社員になりたいという場合には、この方法ではなかなか採用されません。ポテンシャル採用が活発な時期もありましたが、それで失敗する経験を積んだ職場が増えているのが現状です。そのため、戦力になる人材だと判断されなければ、正社員としての採用はハードルが高くなります。そのため、まずは未経験でも働きやすい非正規勤務を切り口にして業界入りする方がいいかもしれません。未経験のときにはパートやアルバイト、派遣社員が有用な入り口です。また、未経験でも介護に関わる資格は取得している場合には、契約社員の道を探してみても良いでしょう。現場で経験を積んだ後で転職することもできますが、社員登用制度を利用することも可能です。
そして3つ目の方法は、派遣社員として紹介予定派遣を利用することです。派遣された一生懸命働き、経験積んだり、あなたの人間性をアピールして、契約満了後に正社員に採用してもらう方法です。この方法は、派遣として働いている期間にその施設の様子をしっかり体験できるので、安心して正社員になれるというメリットがあります。